Tシャツの下にいつからか肌着を着るようになった話
今週のお題「お気に入りのTシャツ」
今週のお題を見てふと思った。
Tシャツだけを着るということが最近はなくなってしまったと。
いつからかTシャツの下にはタンクトップを着るようになり、
最近はもっぱらUNIQLOのエアリズムを愛用している。
いつからだろう。乳首がすけるのが怖かったからだろうか。
そしてそれは、そんなに遠い過去の話でもない気がする。
今思えば学生のころ僕はダサかった。
高校生当時古着が流行ってたこともあり古着屋で服を買っていればそれがかっこいいと思っていた。
よく行ったのはアメリカ村の39マートだった。
今も同じ売り方をしているか知らないがそこに行けば店頭にとっても薄い着たらやせ型の人でもぴちぴちになるTシャツが山のように積まれ売られていた。
それがかっこいいかはわからないがとにかく安かったので僕は大量に購入して愛用していた。当然乳首が透けていた。
大学生になってからは海外に行くのが好きだったので現地で買った観光客向けのTシャツを購入しよく着ていた。
カオサンの街角で大量に売ってたカラフルなTシャツはデザインがかわいかった。
東南アジアはどの国もそこのメジャーなビール会社のロゴが印字されたTシャツが必ず売っていた。
観光地で買った感丸出しの都市名押しのTシャツもよく購入した
ほぼ手放してしまったが今も所有していたらPOPEYEの村上春樹のTシャツの連載は僕にオファーが来てたんじゃないかと思うくらい買い込んでいた。
それと同じくらいバンドTシャツを普段使いしていた。
好きなバンドを応援する名目と自分が音楽好きということを世間にアピールすることができバンドTシャツを着ているとちょっと強くなれた気がした。
そのころまではTシャツはそのまま着ていた記憶がある。
社会に出てからは無難な服を買うようになった。
UNIQLOや無印のTシャツはださいのではなくシンプルで無難なのだということに気づくのにだいぶ時間がかかってしまったが社会に出ることで感覚もアップデートされた。
そのころから今までTシャツの下には何かしら着るようになった。
一番はUNIQLOのエアリズムだろう。
もはや生活の一部になってしまいどの服を着るにしてもまず着てしまう。
なぜ肌着を着るようになったのだろう。
ちゃんと考えてみても理由はよくわからない。
ただ、成長とともにそうなった。そういうものなのだ。
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今年の夏はフェスも海外旅行にも行けそうにないせいか昔Tシャツ一枚ではしゃぎまわった夏が頭の中に駆け巡る。
記憶が正しければまだ捨てずに実家のどこかに眠っているBeer Lao Tシャツでも引っ張り出してこの夏活躍させようかと思う。
この記事を書いていて昔よく聞いた曲が脳裏によぎった。
今の僕もまだちょっといけてないんだろうな。