softdrinkな日々

今も耳に残るジャンボフェリーの船内曲の思い出

今週のお題「わたしの好きな歌」

 

今週のお題を見て何だろうと考えてるとふと、大学生の時香川に遊びに行った時のことを思い出した。

 

当時僕は埼玉県越谷市に住んでいて茨城県のとある大学に通う毎日を送っていた。

せっかく東京に近い立地に住んでるのに都会の喧騒は程遠く、かといって絵になるような綺麗な景色が見れるわけでもない中途半端な田舎に住み田舎の大学に通う毎日にもやもやしていた。

夏休みも近づいて地元大阪に帰省するか悩んでいた僕に地元の友人から香川に行かないか?と連絡がきた。共通の友人が住んでることもありそいつの家に泊めてもらいながらおいしいうどんでも食べに行こうという話だった。

大阪に住んでると四国は身近な存在だが、関東に住んでるとなかなか気合を入れないといけない場所四国。秘境の地へのいざないに感じた僕は香川旅行に行くことに決めた。

 

当日は夕方の神戸、阪急三宮駅で友人と合流し夜通しフェリーに乗って香川を目指すことにした。大阪方面から香川に向かうルートはほかにも色々あるがフェリーを選択したのはいかにも船に乗るという行為が旅っぽいからという理由であった。しかもフェリーの名前はジャンボフェリー。最高だ。

高松には日付が変わるくらいに着く便だったので三宮を出発するころには辺りは暗くなりかけていた。街の灯りも綺麗に見えた。これから本土を離れるというその時船内に流れていた曲が余計に旅に出る私達の気分を高揚させた。

 


二人を結ぶジャンボフェリー 歌詞つき

 

友人に会いに行くのが目的の旅だったので香川到着して具体的に何をしたかは覚えてない。一緒に三宮からフェリーに乗った友人とは今は疎遠になってしまった。ただ、この旅以降大人になってからも何度も四国に脚を運ぶことはあったけどジャンボフェリーに乗ったのはこの時だけだった。

そのためかもう何年もたった今もこの船内で流れてた曲が胸に焼き付いている。。

あまりにも歌詞が素敵すぎて船内で売ってたCDを買わなかったことを長いこと悔やんでいたが、今回このお題でblogを書くにあたりyoutubeで検索してみるとちゃんとuploadされていて簡単にきけるようになっていた。時代は変わったな。

 

当時わざわざジャンボフェリーに乗って会いにいった友人は今は直島のカフェで働いているらしい。今年は瀬戸内国際芸術祭もやっている。今年の夏は久しぶりにフェリーに乗って香川に遊びに行くのもありかなと思っている。